【要約】
追手門学院大学の過去問は、大学の公式サイトで2年分が解答例つきで無料公開されています。公募推薦は前期・後期とも、一般入試は前期・後期・最終日程まで網羅されています。赤本・パスナビとの違い、科目ごとの傾向、後期対策の練習法を詳しく解説します。
「追手門の過去問って、公式サイトのだけで足りる?」
「赤本を買ったけど、公式と何が違うの?」
「公募の後期、過去問が少なくて不安…」
こんにちは。産近甲龍専門塾イノベイト 塾長の大石です。
追手門学院大学(追大)は、過去問の公開がとても丁寧な大学です。公式サイトを活用するだけで、かなりの量の過去問を手に入れることができます。
ただし、「どの年度の、どの日程が、どこに載っているか」を知らないと、せっかくの過去問を十分に使い切ることはできません。
この記事では、追大の過去問の入手先と掲載範囲、公募推薦(前期・後期)と一般入試の出題傾向、そして後期の過去問が少ないときの実践的な練習法を受験生のみなさんに向けて詳しく解説します。
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1. 【一覧表】入手先と載っている範囲
先に、本記事で登場する重要用語を整理しておきます。
- 公募推薦(公募制推薦入試):11〜12月に行われる学力試験を中心とした推薦入試です(総合評価型は調査書も点数に含まれます)[3]。追大では前期・後期の2回実施されます。
- 一般入試:1〜3月に行われる学力試験主体の入試です。
- 赤本:教学社が出している大学別の過去問集です。
- 解答例:大学公式が公表している正解の一覧です。
過去問入手先の比較一覧
| 入手先 | 載っている年度 | 載っている日程 | 解答 | 費用 |
| 追大公式サイト | 2025・2026年度の2年分 | 公募推薦(前期・後期)、一般入試(前期・後期・最終)の全日程 | 解答例つき | 無料 |
| 赤本(2027年版) | 2025・2026年度の2年分 | 公募推薦の前期1日程分、一般入試の前期2日程分 | 傾向と対策つき | 定価 2,750円 |
| パスナビ(旺文社) | 2025年度は無料、2024・2022年度は有料会員向け | 掲載日程は一部 | 解答・解説つき | 一部無料 |
(出典:追手門学院大学「過去の入試問題」[1]、教学社「2027年版 追手門学院大学」[4]、旺文社 パスナビ「追手門学院大学の過去問」[5])
※公式サイトには「著作物2次利用の関係で一部の入試問題と解答例を編集しています」という注意書きがあります[1]。一部の文章や問題が掲載されていない場合がある点には留意してください。
赤本と公式サイトの使い分け
ここで押さえておきたい重要なポイントがあります。
赤本に掲載されている年度は、公式と同じ2025・2026年度の2年分であり、掲載日程数は公式よりも少ないのが特徴です[4]。
つまり、追大の場合は赤本を購入するよりも公式サイトを利用した方が、同じ2年分でも多くの日程の過去問を揃えることができます。赤本は「傾向と対策」の分析ページを確認・手元に置いておく目的で活用するのがおすすめです。

2. 公募推薦(前期・後期)の過去問
公募推薦入試の概要
公式サイトで公開されている2026年度入試の過去問は、公募推薦の前期が2日分(2025年11月19日・20日)、後期が1日分(2025年12月13日)です。科目は英語・国語・数学で、英語と数学は全学部、国語は文系学部が対象となっています[1]。
2025年度入試の分も同様に前期2日分・後期1日分が公開されているため、公募推薦だけで2年分・合計6回分の過去問演習が可能です[1]。
なお、2027年度入試の日程は、前期が11月18日・19日、後期が12月12日となっています[3]。
公募推薦には「2教科総合評価型」「2教科基礎評価型」「英数総合評価型」などの方式があり、方式によって必要科目や配点が異なります[3]。自分が受験する方式の科目と配点は、必ず最新の「入試ガイド」で事前に確認しておきましょう。
科目別の出題傾向と対策
大学が公表している「出題傾向と対策」をもとに、公募推薦のポイントを整理します[2]。
| 科目 | 試験時間 | 答え方 | 分量・難しさ |
| 英語 | 60分 | 全問マーク | 大問4つ・マーク30個(標準〜やや難) |
| 国語 | 60分 | 全問マーク | 現代文のみ・設問19〜21問(標準) |
| 数学 | 60分 | 全問マーク | 6題から3題を選択して解答(基礎〜標準) |
(出典:追手門学院大学「出題傾向と対策(公募制推薦入試・一般入試)2026」[2])
英語
長文読解・文法語法・対話文・整序英作文の4部構成です。長文は600〜750語程度で、単語の注釈(語注)は付きません[2]。
文法語法の空所補充では、3〜4語のフレーズが入り、誤りの選択肢が「語順がおかしいもの」になっているなど、追大独特の形式が見られます[2]。この独特の形式に慣れるためには過去問演習が最も効果的です。
国語
現代文のみの出題です。1つの文章を「甲・乙」のように複数ブロックに分けて設問を配置するスタイルをとっており、大学側も「本学特有の出題形式であるので、過去問で十分に練習して慣れておく必要がある」と明記しています[2]。
数学
理工学部以外(文系学部等)では「数学Ⅰ・A」または「数学Ⅰ・Ⅱ・A」から選択して受験します[2]。
6題中3題を選択する形式のため、「2次関数」「場合の数・確率」「データの分析」など、得意な単語の大問を優先して素早く解き切る時間配分(1大問あたり約20分)が鍵となります。
公募推薦で合格を勝ち取るための戦略
英語・国語・数学のいずれも試験時間は60分です[2]。特に国語は設問数が多いため、時間配分のシミュレーションが不可欠です。
イノベイトでは、公募推薦の過去問を以下のステップで運用しています。
- 直前3週間前から過去問演習を開始し、週2回のペースで本番と同じ60分を計測して解く。
- 採点後、翌日までに失点理由(知識不足・時間切れ・読み飛ばし等)を「過去問記録シート」に可視化。
- 追大特有の文法形式や現代文の構成に合わせた対策問題集で弱点を集中補強する。
3. 一般選抜の過去問
一般入試の概要
公式サイトには、2026年度の一般入試として前期5日分(1月26日・27日・28日、2月5日・6日)、後期(3月3日)、最終日程(3月20日)の問題と解答例が掲載されています[1]。2025年度分も同様のスケールで公開されています。
2027年度入試のスケジュールは、前期が1月26日〜28日・2月5日・6日、後期が3月2日、最終日程が3月20日です[3]。
科目別の出題傾向と対策
| 科目 | 試験時間 | 答え方 | 分量・難しさ |
| 英語 | 60分 | 全問マーク | 大問5つ・マーク40個(長文2題で分量は多め) |
| 国語 | 60分 | 全問マーク | 現代文のみ・設問23〜28問 |
| 数学 | 60分 | 全問マーク | 5題から4題を選択して解答 |
| 日本史 | 60分 | 全問マーク | 大問3つ・40問 |
| 世界史 | 60分 | 全問マーク | 40問 |
| 政治・経済 | 60分 | 全問マーク | 大問3つ・50問 |
(出典:追手門学院大学「出題傾向と対策(公募制推薦入試・一般入試)2026」[2])
英語
公募推薦の出題形式に長文がもう1題加わった構成です。長文は2題とも600〜1000語程度で、1題目は公募推薦と全く同じ設問スタイルになっています[2]。
したがって、公募推薦の過去問演習で培った解法スキルがそのまま一般入試の対策にも直結します。

国語
一般入試も現代文のみの出題ですが、公募推薦と比較して文章量・設問数ともに増加します[2]。長文の速読力と的確な消去法が求められます。
一般入試の合格戦略
一般入試は全科目60分・マークシート形式で統一されています[2]。日程ごとの傾向に大きなズレがないため、同年度の別日程の問題も絶好の練習素材になります。
【塾生の得点推移例】
12月に初めて一般過去問を解いた段階では得点率50%程度だった生徒が、長文の速読トレーニングと大問ごとの時間配分を見直した結果、1月後半の本番前には75〜80%の安定圏へ到達し合格を掴み取りました。
4. 後期の過去問が少ないときの練習法
「後期の過去問数が少なくて不安」という声をよく聞きます。公式サイトには後期の過去問も掲載されていますが、1年につき1日分のため、2年分合わせても計2回分です[1]。演習量としては物足りなく感じられるかもしれません。
そこでおすすめなのが、前期日程の過去問を有効活用するアプローチです。大学の「出題傾向と対策」でも、公募推薦の前期・後期は一体で分析されており、数学の大問構成なども共通化されています[2]。
後期対策の3ステップ手順
| 順番 | やること |
| 1 | 前期の過去問(2年分・計4回分)を時間を計って解き、基礎力を固める |
| 2 | 誤答した出題形式(整序英作文・誤り指摘など)を頻出問題集で集中補強 |
| 3 | 後期の過去問(計2回分)は本番直前の「最終仕上げ」として残しておく |
前期試験を実際に受けた方は、その際の手応えや時間切れになった大問のメモが最大の対策材料になります。前期試験終了から後期までの約3週間は、前期の失点原因の分析と、マーク式標準問題集を用いた知識の穴埋めに集中しましょう。

5. コラム:追手門に合格者の多い高校
追大では、合格者の出身高校一覧を公式サイトで公開しています[6]。
一覧には、伊丹(県立)・伊丹北・川西北陵・宝塚北・西宮(県立)・尼崎稲園など、阪神間エリアの有力高校が数多く含まれています[6]。
当塾イノベイトでも、これらの高校に通う生徒たちが「高3夏の模試では偏差値40台前半」という状態から過去問の傾向分析と徹底的な復習を重ね、見事追大の合格を勝ち取っています。
6. 追手門合格への最短ルート|イノベイトの取り組み
なぜ追手門を目指すなら「イノベイト」なのか?
追大の過去問は入手できる量が多いからこそ、「どの順番で解き、どう分析・復習するか」という戦略の精度で合否が分かれます。
イノベイトの過去問指導の強み
- 専用「過去問記録シート」の導入:得点だけでなく、大問ごとの所要時間やミス要因を可視化。
- 週1回の個別分析面談:志望学部と現状の差異を埋める「今週やるべき1冊・1ページ」を明確に提示。
- 公募から一般・後期までの通し計画:前期の結果に応じた柔軟な出願・勉強方針の修正をトータルサポート。
塾長 大石のコメント
「追手門学院大学は出題形式に明確な特徴があるため、対策の『精度』と『やり切り』で結果が大きく変わる大学です。過去問を通じて大学からのメッセージを読み解き、適切なアプローチを続ければ、必ず合格ラインに届きます。最後まで一緒に走り抜けましょう!」

7. Q&A(受験生からよくある質問)
Q. 追手門学院大学の過去問は何年分ありますか?
A. 公式サイトに2025・2026年度の2年分が、全日程・解答例つきで無料公開されています[1]。
Q. 赤本は買ったほうがいいですか?
A. 2027年版の赤本も2025・2026年度の2年分が収録されています[4]。問題数を増やす目的なら公式サイトで十分対応可能です。「傾向と対策」の解説やまとめを読みたい方には手元に置いておく価値があります。
Q. 公募推薦の数学は難しくなっていますか?
A. 受験生からは「数学の問題が過去問と比べて明らかにレベルが上がってると感じた」という声も聞かれます[7]。大学側の分析では難易度は「基礎から標準」とされていますが、日程によっては入試標準レベルの思考力を要する問題が出題されることもあります[2]。日程ごとの難易度差に対応できるよう、複数の日程を解いておきましょう。
Q. 国語に古文は出題されますか?
A. 出題されません。公募推薦・一般入試ともに現代文のみの出題です[2]。
Q. 過去問はいつから解き始めるべきですか?
A. 公募推薦の前期(2027年度は11月18日・19日)を受験する場合、遅くとも10月中には最低1回分を時間を計って解き、形式と時間感覚を把握しておきましょう[3]。イノベイトでは直前3週間前からの本格運用を推奨しています。
8. 【保護者の方へ】追手門を併願に入れる意義
産近甲龍を目指すご家庭にとって、追大の公募推薦は「年内に進学先を1校確実に確保する」上で非常に大きな意味を持ちます。
2027年度の公募推薦(前期)の場合、合格発表は11月30日、入学手続の締切は一括納入で1月7日です。また、手続き分割納入制度を利用した場合の二次締切は2月26日となっています[3]。
1〜2月の一般入試を迎える前に合格を1つ持っておくことで、精神的な余裕を持って関関同立や産近甲龍などの第一志望校対策に専念することができます。滑り止めや併願校としての配置についてもお気軽にご相談ください。
まとめ
- 追大の過去問は公式サイトで2年分・解答例つきで無料公開されている。公募推薦は2年で6回分演習可能。
- 赤本は公式と同じ2年分収録。全体傾向の把握用に活用するのがおすすめ。
- 英語・国語・数学とも60分・全問マーク式。国語は現代文のみで追大特有の構成。
- 後期の過去問は2年で2回分。前期の過去問で演習を重ね、後期分は直前の仕上げに活用する。
イノベイトでは、採点結果の分析や学習計画のご相談も承っています。保護者様のみでのご相談も歓迎いたします。
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【このブログの塾長】
大石祐毅
はじめまして。
産近甲龍専門塾イノベイトの代表大石です。大学受験は、お子さまにとっても、
保護者の皆さまにとっても、先が見えにくく不安の多いものだと思います。
だからこそイノベイトでは、塾長である私が、指導の中心に立ち、直接お子さまを見ています。入塾から受験本番まで、
学習状況・理解度・モチベーションの変化を常に把握し、
必要に応じて学習計画の見直しや声かけを行います。
産近甲龍の入試は、正しい方向性で取り組めば、
きちんと合格を勝ち取ることができる大学群です。イノベイトでは、全国で唯一産近甲龍に特化した分析をもとに、
「今やるべきこと」を明確にし、
一人ひとりに合った指導を行っています。勉強だけでなく、不安や迷いも含めて、
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大切なお子さまの受験を、
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伊丹校:阪急伊丹駅から徒歩2分
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茨木サテライト校:阪急京都線茨木市駅から徒歩2分(Socio内)
緑地公園サテライト校:大阪メトロ御堂筋線緑地公園駅から徒歩3分
塚口サテライト校:阪急神戸線塚口駅から徒歩3分
天王寺サテライト校:JR天王寺駅・地下鉄大阪阿部野橋から徒歩1分
大阪上本町サテライト校:近鉄・地下鉄大阪上本町駅から徒歩3分
古市サテライト校:近鉄古市駅から徒歩2分
【対象想定高校】
【兵庫県】仁川学院高校、報徳学園高校、三田西陵高校、有馬高校、三田松聖高校、六甲アイランド高校、東灘高校、苦楽園(西宮北)高校、県立西宮高校、鳴尾高校、西宮今津高校、西宮南高校、西宮香風高校、武庫之荘総合高校、県立宝塚高校、宝塚西高校、宝塚東高校、宝塚北高校、県立芦屋高校、県立国際高校、神戸龍谷高校、親和高校、松陰高校、甲南女子高校、神戸学院大付属高校、園田学園高校、尼崎北高校、市立尼崎高校、尼崎小田高校、県立伊丹高校、伊丹西高校、市立伊丹高校、川西北陵高校、など
【大阪府】千里青雲高校、高槻北高校、吹田高校、吹田東高校、刀根山高校、豊島高校、摂津高校、北摂つばさ高校、履正社高校、箕面自由学園高校、箕面学園高校、梅花高校、大商学園高校、宣真高校、星翔高校、大阪学院大学高校、大阪高校、藍野高校、英真学園高校、布施高校、大阪産業大学付属高校、プール学院高校、大阪信愛学院高校、大阪商業大学高校、樟蔭高校、みどり清朋高校、かわち野高校、上宮高校、大阪学英高校、浪速高校、金光八尾高校、興国高校、花園高校 など


出典
(確認日:2026年10月19日)
- [1] 追手門学院大学 入試ナビ「過去の入試問題」 https://nyushi.otemon.ac.jp/admission/data/past.html
- [2] 追手門学院大学「出題傾向と対策(公募制推薦入試・一般入試)2026」(PDF) https://nyushi.otemon.ac.jp/admission/pdf/admission-exam-trends_2026.pdf
- [3] 追手門学院大学 入試ナビ「入試一覧」(2027年度の日程) https://nyushi.otemon.ac.jp/admission/
- [4] 教学社 赤本オンライン「2027年版大学赤本シリーズ 追手門学院大学」 https://akahon.net/book/detail/2779400
- [5] 旺文社 大学受験パスナビ「追手門学院大学の過去問」 https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/4065/kakomon/
- [6] 追手門学院大学「合格者出身高校一覧/都道府県別志願者数・合格者数(2026年度入試)」(PDF) https://nyushi.otemon.ac.jp/admission/pdf/26highschool.pdf
- [7] Yahoo!知恵袋「追手門学院大学の公募推薦入試前期2日間とも受けてきました」(2025年11月20日投稿) https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11322442921


